
万馬券とは競馬用語の1つで、払い戻しが100倍以上の配当になる事です。
例えば100円で購入した馬券が1万円になる、と言うことです。ちなみに「マンシュウ」とも呼ばれる事がありますが、これは競艇の万馬券に当たる「万舟券(まんしゅうけん)」からきています。
時々芸能人が万馬券を当てた、とか、万馬券に関するニュースを見ることがありますよね。万馬券はそのくらいなかなか出るものではないのです。
では万馬券はどのようにすれば得る事が出来るのでしょうか?
簡単に言えば、オッズの倍率が100倍以上の馬券を購入する事です。
万馬券になりそうな馬券と言うのは人気が出にくく、なおかつ当たる確率が高そうな馬券を狙う事になります。
また、万馬券の性質上、複勝や単勝での購入では的中率が低くなってしまいます。
(2009年のエリザベス女王杯は馬連はおろかワイドですら万馬券になっていますが、こんな珍事は滅多に起こらないため大レースで狙うのは非常に難しいです)
手堅く万馬券を狙うのであれば、三連単狙いが一番効率が良いでしょう。
しかし万馬券を狙う、というのはそれだけのリスクを背負うことになります。
そのリスクを出来るだけ減らす為にも、「万馬券が出そうなレースを選ぶこと」にあります。
そのためには「13~18頭など多くの頭数がいるレースを狙う事」、「大穴を狙いすぎないこと」です。万馬券を狙うなら大穴狙いでは?と思いがちですが、三連単であれば中穴狙いでも万馬券を得ることは可能になります。
また、「過剰に人気の馬がいる」レースを選ぶとその馬が負けた場合、他の馬に高配当されます。
ただその馬がそのまま買ってしまっては意味がありません。
いかにその人気馬が負けるかもしれない、という可能性が高いレースを選ばなくてはいけません。
万馬券を得るには、こういったレースの予想や他に万馬券を購入している人たちとの駆け引きが必要になります。
万馬券を狙わずとも、とりあえず利益を求めていったほうが、競馬をやるうえでは無難であるといえます。